放送局やコンテンツのプロフェッショナル向けソリューションおよびサービスを提供するトッププロバイダーDaletは、本日、Dalet AmberFinメディア処理プラットフォームの新リリースが、ソフトウェアベースのトランスコーディング・ソリューションとして初めて、メディアプロフェッショナル、スタジオ、ストリーミングサービスプロバイダーが求めるHDR技術のドルビービジョン認定を取得したことを発表しました。Dalet AmberFinは、ドルビービジョン認定とソフトウェア上の新機能に加えて、Dalet製品国内販売代理店の株式会社レスターコミュニケーションズ協力のもと、SoC (System On a Chip) を開発・販売する株式会社ソシオネクストのM820L HEVCエンコーダープラグインカードというハードウェアアクセラレーションツールを使ってパワーアップすることができるようになりました。 Dalet AmberFin製品マネージャーのSteve Higginsは次のように語ります。「メディア処理エンジンDalet AmberFinの最新リリースは、高品質コンテンツプロセッサが新たな時代に入ったことを示します。オンプレミスでもクラウドでも、または両方を組み合わせて実行する場合でも、高い処理能力と並外れたオーディオビジュアル品質を備えたプロセッサの性能は、タイムリーかつコスト意識の強いコンテンツ制作の重要な鍵となります。」 Dalet AmberFinのメディア処理能力により、放送、ケーブルテレビ、衛星放送のコンテンツパッケージからOTT向けのHLS/DASHを生成する、もしくはドルビービジョンのマスタリングおよびIMFファイルから配信用出力を生成するワークフローの自動化が実現します。統合されたBPMN準拠のワークフローエンジンとAPIにより、管理者はユーザーインターフェイスを構成し、オペレーターにタスクを割り当て、アドホックQCプロセスを処理できます。 様々な業務に最適なワークフローを作成します。 Dalet AmberFinのファイル出力は、自動化の指示に従って入力ファイルを集めてパッケージしますが、単純なMP4から複雑なIMFパッケージまで、パッケージングの難度は異なります。 Daletは、SMPTEのIMFプラグフェスト(IMF plugfests)に参加しているため、自社が持つIMFプロセスは全て、非常に高度なレベルで相互運用が可能です。これは業界を席巻するIMFマスタリングと配信革命の重要な要素であることが期待されます。 フランスの大手ポストプロダクションVDM のCEO、Jean-Christophe Coin氏は、同プラットフォームについて次のように話します。「AmberFinをDalet Galaxy MAMと統合して、弊社の夢であったコンテンツファクトリを構築することができました。人のクリエイティブ・スキルが必要なところ以外の工程の全てを自動化した設備により、オリジナルコンテンツとバージョン管理されたコンテンツの作業指示が、迅速かつ効率的に実行されます。」今日のワークフローの複雑性について、Coin氏は次のように続けました。「タイトルの複雑性はバリエーションを増しています。SDとHDだけの時の違い、今では1つのタイトルに対して、対応しなければならない膨大な数のプラットフォーム、HDRバリエーション、複数の言語、コンプライアンス、それに更新された様々なバージョンを管理しながら作業をしています。」 さらにHiggins氏は、「このプラットフォームは、高ビットレートのJPEG2000やProResそして低ビットレートのH.264やHEVCなど出力形式に関係なく、卓越したソフトウェアオンリー、クラウド対応のフレームレート変換、最新のインターレース処理などの高度な機能を提供し、配信帯域幅に関係なくコンテンツが迅速に作成されることを保証します。」 Dalet AmberFinバージョン11.8.2.0は、サポートプログラムに入っている全てのお客様を対象にご利用いただけます。詳細は、こちら https://www.dalet.com/platforms/dalet-amberfinをご覧ください。 Dalet…